2009年04月02日

発掘が語る上嘉鉄遺跡 V

 上嘉鉄集落の起こりは縄文晩期の頃(2300〜3000年前)には、小字名でマチィチャ・ウックダ・ウフドゥンムの付近一帯の構造改善偉業の際、大型土木機械で表土を掘り起こしたら、大量の土器・石器の破片が出土して関係者を驚かせました。

 一時工事を中止する騒ぎにまで発展したが、どのゆな経緯があったか、はっきりしないが工事は続行された。

 出土した遺物を数名の興味関心のある方々が採集し保管してあったものを当時の熊本大学の白木原教授が鑑定して「ハンタ遺跡調査報告」にまとめてあります。以来付近一帯を上嘉鉄遺跡と称しています。

 それに因ると上嘉鉄遺跡は縄文晩期の遺跡であることが判明している。しかし専門家による本格的発掘調査ではないので遺構(住まい跡)は発掘されていない。

 又遺物も主なものだけに限られているが大まかなことは判明している。

 上の図は、上嘉鉄遺跡出土の白木原教授の命名によるクガニイシです。方言では、「メーシ」という。

 クガニイシの使用方法は、上辺を両手で押さえ込み、その下にあまり固くない作業対象物(豆・麦等)を置いて前後左右に転がして対象物を押し砕くのに用いた、後世の碾臼(ひきうす)の前身と思われる。
西島 常吉
  【クガニイシ】

090402_kuganiisi01.jpg




         平成16年4月「上嘉鉄魂」第71号 掲載

posted by hathitu at 12:03| Comment(0) | 喜界島の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

■2008年12月■ ■2009年1月■2009年2月■
RSSへのリンク新着情報をお知らせします。RSSをお持ちの方はぜひご登録ください。
■関連サイト、ウモーリよ!「結い」の島・喜界島へもよろしく■
サイト内検索ご利用ください。気になる言葉を入力するとお探しの記事がヒットします。

2009年04月02日

発掘が語る上嘉鉄遺跡 V

 上嘉鉄集落の起こりは縄文晩期の頃(2300〜3000年前)には、小字名でマチィチャ・ウックダ・ウフドゥンムの付近一帯の構造改善偉業の際、大型土木機械で表土を掘り起こしたら、大量の土器・石器の破片が出土して関係者を驚かせました。

 一時工事を中止する騒ぎにまで発展したが、どのゆな経緯があったか、はっきりしないが工事は続行された。

 出土した遺物を数名の興味関心のある方々が採集し保管してあったものを当時の熊本大学の白木原教授が鑑定して「ハンタ遺跡調査報告」にまとめてあります。以来付近一帯を上嘉鉄遺跡と称しています。

 それに因ると上嘉鉄遺跡は縄文晩期の遺跡であることが判明している。しかし専門家による本格的発掘調査ではないので遺構(住まい跡)は発掘されていない。

 又遺物も主なものだけに限られているが大まかなことは判明している。

 上の図は、上嘉鉄遺跡出土の白木原教授の命名によるクガニイシです。方言では、「メーシ」という。

 クガニイシの使用方法は、上辺を両手で押さえ込み、その下にあまり固くない作業対象物(豆・麦等)を置いて前後左右に転がして対象物を押し砕くのに用いた、後世の碾臼(ひきうす)の前身と思われる。
西島 常吉
  【クガニイシ】

090402_kuganiisi01.jpg




         平成16年4月「上嘉鉄魂」第71号 掲載

posted by hathitu at 12:03| Comment(0) | 喜界島の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
喜界島上嘉鉄の集落誌「上嘉鉄魂」のTOPへ戻る
関連サイト・ウモーリよ!「結い」の島・喜界島へ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。