2009年04月01日

喜界馬のこと 

 馬の仔が駆ける広場や金久原(はにくばる)

 馬飼うも一家の力蕃蔗(はんすう)植う

 ハイとドウ手綱一本の馬耕かな


 友岡 藤市郎氏の「句集憧憬喜界島」にある歌です。喜界馬が昔は上嘉鉄にもたくさん飼育されていたことを裏付ける歌です。

 馬に関する俳句が3句も出てきます。それだけ馬の思い出が心に残っているのでしょう。

 友岡氏は鹿児島県の農業普及員をされていた方で農業の専門家、私の尊敬する大先輩です。農業大学校など指導する立場にあった方です。もちろんシマの上嘉鉄の出身です。

 1句目は、上嘉鉄の県道沿いには、草競馬みたいなことをやっていたのでしょうか。先輩方からそんなことを聞いたことがあります。

 2句目は、馬がいかに一家の機動力があったのかが分かる俳句。ハンスウ(サツマイモ)をたくさん植えて、馬の飼料にするのです。

 我が家のお袋も、ハンスウ(サツマイモ)を煮たのと、自家製の味噌を混ぜてよく愛馬にやっていました。

 バケツにハンスウと味噌、そしてそれに水をまぜ、与えると一気に飲み干したものです。よほど美味しいのでしょう。草だけでなく味噌に含まれる塩分も一日中働いた体にはとても美味しいのでしょうね。

 3句目は、馬に対する掛け声が出てきます。

 「ハイとドウ」、馬を制御する時の馬言葉。幼い頃よく親父が使っていたことを思い出します。

「ハイ」は、「前へ進め」という意味です。シマの方言では「フォイ」

 「どぅ」は、「止まれ」という意味。

 参考までに

■ 右=ウッ

■ 左=キュジュイ(キュディ)

■ 後ろに下がれ=シジョ(シドゥ)

 親父やお袋が生きていたころに、詳しくきいていたらもっといい記事が書けたのにと思うことです。

 「親孝行したいときに、親はなし」、「親に聞きたいときに親はなし」です。

 親のありがたさは、親がいなくなってから分かるものですかね。

 「句集 憧憬喜界島」に関する記事はこちら
↓    ↓    ↓

http://hathitudamashiee.seesaa.net/article/114512226.html

喜界島出身の4氏が詠んだ力作です。

得田 武市、石原 百合子、得田 洋子、友岡藤市郎の4氏です。

 出版社は 博文社 定価1800円の本です。読みたい方は、お買い求めください。

 ナッカサンドウ!


 
posted by hathitu at 21:29| Comment(0) | 喜界島の歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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 馬の仔が駆ける広場や金久原(はにくばる)

 馬飼うも一家の力蕃蔗(はんすう)植う

 ハイとドウ手綱一本の馬耕かな


 友岡 藤市郎氏の「句集憧憬喜界島」にある歌です。喜界馬が昔は上嘉鉄にもたくさん飼育されていたことを裏付ける歌です。

 馬に関する俳句が3句も出てきます。それだけ馬の思い出が心に残っているのでしょう。

 友岡氏は鹿児島県の農業普及員をされていた方で農業の専門家、私の尊敬する大先輩です。農業大学校など指導する立場にあった方です。もちろんシマの上嘉鉄の出身です。

 1句目は、上嘉鉄の県道沿いには、草競馬みたいなことをやっていたのでしょうか。先輩方からそんなことを聞いたことがあります。

 2句目は、馬がいかに一家の機動力があったのかが分かる俳句。ハンスウ(サツマイモ)をたくさん植えて、馬の飼料にするのです。

 我が家のお袋も、ハンスウ(サツマイモ)を煮たのと、自家製の味噌を混ぜてよく愛馬にやっていました。

 バケツにハンスウと味噌、そしてそれに水をまぜ、与えると一気に飲み干したものです。よほど美味しいのでしょう。草だけでなく味噌に含まれる塩分も一日中働いた体にはとても美味しいのでしょうね。

 3句目は、馬に対する掛け声が出てきます。

 「ハイとドウ」、馬を制御する時の馬言葉。幼い頃よく親父が使っていたことを思い出します。

「ハイ」は、「前へ進め」という意味です。シマの方言では「フォイ」

 「どぅ」は、「止まれ」という意味。

 参考までに

■ 右=ウッ

■ 左=キュジュイ(キュディ)

■ 後ろに下がれ=シジョ(シドゥ)

 親父やお袋が生きていたころに、詳しくきいていたらもっといい記事が書けたのにと思うことです。

 「親孝行したいときに、親はなし」、「親に聞きたいときに親はなし」です。

 親のありがたさは、親がいなくなってから分かるものですかね。

 「句集 憧憬喜界島」に関する記事はこちら
↓    ↓    ↓

http://hathitudamashiee.seesaa.net/article/114512226.html

喜界島出身の4氏が詠んだ力作です。

得田 武市、石原 百合子、得田 洋子、友岡藤市郎の4氏です。

 出版社は 博文社 定価1800円の本です。読みたい方は、お買い求めください。

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